小径ワッシャ、スプリングワッシャは組み合わせるべきでない理由
スプリングワッシャより小さい径のワッシャをつける意味はあるかという疑問が出た。
①ワッシャ(座金)の意義
接触面積を増やして素材を傷つき防止+素材の許容荷重を増やす。
②スプリングワッシャ(ばね座金)の意義
ばねの戻る力でねじに引っ張りの力を与えて緩みにくくする
この意義で考えるとスプリングワッシャの方が径が大きければ無意味だ。
ばねの部分に集中して力がかかるのを抑えられるかもしれないが、それなら両方の性質を持つ皿ばねを使えばよい。
ちなみにスプリングワッシャは無意味という検証結果もある(ナット二つで締めた方が良い)。
ただ、スプリングワッシャを入れないとほかの人から文句を言われるので、仕方なく入れていることも多い。