2022-08-23

穴の公差　C全等級

JISB0401にて穴と軸のはめあい公差が記載されている。

計算方法は載っているが実際の数値表は存在しないため今回作成した。

計算方法は等級ごとに数値幅の表があり、寸法の大きさごとに公差の基準値の表がある。それを組み合わせて公差幅を決める。

記載するのは穴公差Cの値である。

C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9,C10,C11まで載せる。

コメントがあれば他の等級もすべてアップする予定。

エクセルで欲しい人は連絡があれば対応するかもしれない。

寸法

(mm)

超過

以下

C10

C11

+0.0608

+0.0612

+0.062

+0.063

+0.064

+0.066

+0.07

+0.074

+0.085

+0.1

+0.12

+0.06

+0.071

+0.0715

+0.0725

+0.074

+0.075

+0.078

+0.082

+0.088

+0.1

+0.118

+0.145

+0.07

+0.081

+0.0815

+0.0825

+0.084

+0.086

+0.089

+0.095

+0.102

+0.116

+0.138

+0.17

+0.08

+0.0962

+0.097

+0.098

+0.1

+0.103

+0.106

+0.113

+0.122

+0.138

+0.165

+0.205

+0.095

+0.1115

+0.1125

+0.114

+0.116

+0.119

+0.123

+0.131

+0.143

+0.162

+0.194

+0.24

+0.11

+0.1215

+0.1225

+0.124

+0.127

+0.131

+0.136

+0.145

+0.159

+0.182

+0.22

+0.28

+0.12

+0.1315

+0.1325

+0.134

+0.137

+0.141

+0.146

+0.155

+0.169

+0.192

+0.23

+0.29

+0.13

+0.142

+0.143

+0.145

+0.148

+0.153

+0.159

+0.17

+0.186

+0.214

+0.26

+0.33

+0.14

+0.152

+0.153

+0.155

+0.158

+0.163

+0.169

+0.18

+0.196

+0.224

+0.27

+0.34

+0.15

100

+0.1725

+0.174

+0.176

+0.18

+0.185

+0.192

+0.205

+0.224

+0.257

+0.31

+0.39

+0.17

100

120

+0.1825

+0.184

+0.186

+0.19

+0.195

+0.202

+0.215

+0.234

+0.267

+0.32

+0.4

+0.18

120

140

+0.2035

+0.205

+0.208

+0.212

+0.218

+0.225

+0.24

+0.263

+0.3

+0.36

+0.45

+0.2

140

160

+0.2135

+0.215

+0.218

+0.222

+0.228

+0.235

+0.25

+0.273

+0.31

+0.37

+0.46

+0.21

160

180

+0.2335

+0.235

+0.238

+0.242

+0.248

+0.255

+0.27

+0.293

+0.33

+0.39

+0.48

+0.23

180

200

+0.2445

+0.247

+0.25

+0.254

+0.26

+0.269

+0.286

+0.312

+0.355

+0.425

+0.53

+0.24

200

225

+0.2645

+0.267

+0.27

+0.274

+0.28

+0.289

+0.306

+0.332

+0.375

+0.445

+0.55

+0.26

225

250

+0.2845

+0.287

+0.29

+0.294

+0.3

+0.309

+0.326

+0.352

+0.395

+0.465

+0.57

+0.28

250

280

+0.306

+0.308

+0.312

+0.316

+0.323

+0.332

+0.352

+0.381

+0.43

+0.51

+0.62

+0.3

280

315

+0.336

+0.338

+0.342

+0.346

+0.353

+0.362

+0.382

+0.411

+0.46

+0.54

+0.65

+0.33

315

355

+0.367

+0.369

+0.373

+0.378

+0.385

+0.396

+0.417

+0.449

+0.5

+0.59

+0.72

+0.36

355

400

+0.407

+0.409

+0.413

+0.418

+0.425

+0.436

+0.457

+0.489

+0.54

+0.63

+0.76

+0.4

400

450

+0.448

+0.45

+0.455

+0.46

+0.467

+0.48

+0.503

+0.537

+0.595

+0.69

+0.84

+0.44

450

500

+0.488

+0.49

+0.495

+0.5

+0.507

+0.52

+0.543

+0.577

+0.635

+0.73

+0.88

+0.48

2022-07-16

穴の公差　B全等級

JISB0401にて穴と軸のはめあい公差が記載されている。

計算方法は載っているが実際の数値表は存在しないため今回作成した。

計算方法は等級ごとに数値幅の表があり、寸法の大きさごとに公差の基準値の表がある。それを組み合わせて公差幅を決める。

記載するのは穴公差Bの値である。

B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8,B9,B10,B11まで載せる。

コメントがあれば他の等級もすべてアップする予定。

エクセルで欲しい人は連絡があれば対応するかもしれない。

寸法

(mm)

超過

以下

B10

B11

+0.1408

+0.1412

+0.142

+0.143

+0.144

+0.146

+0.15

+0.154

+0.165

+0.18

+0.2

+0.14

+0.141

+0.1415

+0.1425

+0.144

+0.145

+0.148

+0.152

+0.158

+0.17

+0.188

+0.215

+0.14

+0.151

+0.1515

+0.1525

+0.154

+0.156

+0.159

+0.165

+0.172

+0.186

+0.208

+0.24

+0.15

+0.1512

+0.152

+0.153

+0.155

+0.158

+0.161

+0.168

+0.177

+0.193

+0.22

+0.26

+0.15

+0.1615

+0.1625

+0.164

+0.166

+0.169

+0.173

+0.181

+0.193

+0.212

+0.244

+0.29

+0.16

+0.1715

+0.1725

+0.174

+0.177

+0.181

+0.186

+0.195

+0.209

+0.232

+0.27

+0.33

+0.17

+0.1815

+0.1825

+0.184

+0.187

+0.191

+0.196

+0.205

+0.219

+0.242

+0.28

+0.34

+0.18

+0.192

+0.193

+0.195

+0.198

+0.203

+0.209

+0.22

+0.236

+0.264

+0.31

+0.38

+0.19

+0.202

+0.203

+0.205

+0.208

+0.213

+0.219

+0.23

+0.246

+0.274

+0.32

+0.39

+0.2

100

+0.2225

+0.224

+0.226

+0.23

+0.235

+0.242

+0.255

+0.274

+0.307

+0.36

+0.44

+0.22

100

120

+0.2425

+0.244

+0.246

+0.25

+0.255

+0.262

+0.275

+0.294

+0.327

+0.38

+0.46

+0.24

120

140

+0.2635

+0.265

+0.268

+0.272

+0.278

+0.285

+0.3

+0.323

+0.36

+0.42

+0.51

+0.26

140

160

+0.2835

+0.285

+0.288

+0.292

+0.298

+0.305

+0.32

+0.343

+0.38

+0.44

+0.53

+0.28

160

180

+0.3135

+0.315

+0.318

+0.322

+0.328

+0.335

+0.35

+0.373

+0.41

+0.47

+0.56

+0.31

180

200

+0.3445

+0.347

+0.35

+0.354

+0.36

+0.369

+0.386

+0.412

+0.455

+0.525

+0.63

+0.34

200

225

+0.3845

+0.387

+0.39

+0.394

+0.4

+0.409

+0.426

+0.452

+0.495

+0.565

+0.67

+0.38

225

250

+0.4245

+0.427

+0.43

+0.434

+0.44

+0.449

+0.466

+0.492

+0.535

+0.605

+0.71

+0.42

250

280

+0.486

+0.488

+0.492

+0.496

+0.503

+0.512

+0.532

+0.561

+0.61

+0.69

+0.8

+0.48

280

315

+0.546

+0.548

+0.552

+0.556

+0.563

+0.572

+0.592

+0.621

+0.67

+0.75

+0.86

+0.54

315

355

+0.607

+0.609

+0.613

+0.618

+0.625

+0.636

+0.657

+0.689

+0.74

+0.83

+0.96

+0.6

355

400

+0.687

+0.689

+0.693

+0.698

+0.705

+0.716

+0.737

+0.769

+0.82

+0.91

+1.04

+0.68

400

450

+0.768

+0.77

+0.775

+0.78

+0.787

+0.8

+0.823

+0.857

+0.915

+1.01

+1.16

+0.76

450

500

+0.848

+0.85

+0.855

+0.86

+0.867

+0.88

+0.903

+0.937

+0.995

+1.09

+1.24

+0.84

2022-07-09

穴の公差　A 全等級

JISB0401にて穴と軸のはめあい公差が記載されている。

計算方法は載っているが実際の数値表は存在しないため今回作成した。

記載するのは穴公差Aの値である。

A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9,A10,A11まで載せる。

コメントがあれば他の等級もすべてアップする予定

寸法

(mm)

超過

以下

A10

A11

+0.2708

+0.2712

+0.272

+0.273

+0.274

+0.276

+0.28

+0.284

+0.295

+0.31

+0.33

+0.27

+0.271

+0.2715

+0.2725

+0.274

+0.275

+0.278

+0.282

+0.288

+0.3

+0.318

+0.345

+0.27

+0.281

+0.2815

+0.2825

+0.284

+0.286

+0.289

+0.295

+0.302

+0.316

+0.338

+0.37

+0.28

+0.2912

+0.292

+0.293

+0.295

+0.298

+0.301

+0.308

+0.317

+0.333

+0.36

+0.4

+0.29

+0.3015

+0.3025

+0.304

+0.306

+0.309

+0.313

+0.321

+0.333

+0.352

+0.384

+0.43

+0.3

+0.3115

+0.3125

+0.314

+0.317

+0.321

+0.326

+0.335

+0.349

+0.372

+0.41

+0.47

+0.31

+0.3215

+0.3225

+0.324

+0.327

+0.331

+0.336

+0.345

+0.359

+0.382

+0.42

+0.48

+0.32

+0.342

+0.343

+0.345

+0.348

+0.353

+0.359

+0.37

+0.386

+0.414

+0.46

+0.53

+0.34

+0.362

+0.363

+0.365

+0.368

+0.373

+0.379

+0.39

+0.406

+0.434

+0.48

+0.55

+0.36

100

+0.3825

+0.384

+0.386

+0.39

+0.395

+0.402

+0.415

+0.434

+0.467

+0.52

+0.6

+0.38

100

120

+0.4125

+0.414

+0.416

+0.42

+0.425

+0.432

+0.445

+0.464

+0.497

+0.55

+0.63

+0.41

120

140

+0.4635

+0.465

+0.468

+0.472

+0.478

+0.485

+0.5

+0.523

+0.56

+0.62

+0.71

+0.46

140

160

+0.5235

+0.525

+0.528

+0.532

+0.538

+0.545

+0.56

+0.583

+0.62

+0.68

+0.77

+0.52

160

180

+0.5835

+0.585

+0.588

+0.592

+0.598

+0.605

+0.62

+0.643

+0.68

+0.74

+0.83

+0.58

180

200

+0.6645

+0.667

+0.67

+0.674

+0.68

+0.689

+0.706

+0.732

+0.775

+0.845

+0.95

+0.66

200

225

+0.7445

+0.747

+0.75

+0.754

+0.76

+0.769

+0.786

+0.812

+0.855

+0.925

+1.03

+0.74

225

250

+0.8245

+0.827

+0.83

+0.834

+0.84

+0.849

+0.866

+0.892

+0.935

+1.005

+1.11

+0.82

250

280

+0.926

+0.928

+0.932

+0.936

+0.943

+0.952

+0.972

+1.001

+1.05

+1.13

+1.24

+0.92

280

315

+1.056

+1.058

+1.062

+1.066

+1.073

+1.082

+1.102

+1.131

+1.18

+1.26

+1.37

+1.05

315

355

+1.207

+1.209

+1.213

+1.218

+1.225

+1.236

+1.257

+1.289

+1.34

+1.43

+1.56

+1.2

355

400

+1.357

+1.359

+1.363

+1.368

+1.375

+1.386

+1.407

+1.439

+1.49

+1.58

+1.71

+1.35

400

450

+1.508

+1.51

+1.515

+1.52

+1.527

+1.54

+1.563

+1.597

+1.655

+1.75

+1.9

+1.5

450

500

+1.658

+1.66

+1.665

+1.67

+1.677

+1.69

+1.713

+1.747

+1.805

+1.9

+2.05

+1.65

2022-07-07

図面の基礎知識②　寸法線の位置

寸法線は何となくで図面を引いていた。しかしある程度の暗黙の了解があるらしい。

・寸法線はなるべく対象物の外側に書く（物を見やすくするため）

・寸法線はなるべく図面の真ん中に寄せるようにする（目線があっちこっちに行かないように）

・寸法線を数行や数列にする時、間隔を一定にする

・寸法値はなるべく真ん中にする

2022-07-03

茶臼岳へ登った

山頂駅から降りると景色を一望できる。青空に大き目の雲が浮かび、地上にその影を形作る。街中で見える木陰や日影と違いは無い。地上の人にはイメージが湧かないだろうし、実際に太陽が雲に隠れても思ったほど暗くは感じないだろう。それが山の上では別の印象になる。

山を登っていく。1.1kmで50分という長丁場だが、石と砂の坂道が歩みを遅くする。道中写真スポットを探しながら、目立つモニュメントを探す。特徴的な石であったり植物であったりだ。植物はすべて背が低く、基本的には石が撮影対象だ。

登り始めは非日常の景色を楽しめるが、慣れてくると苦行と課す。足元を見ながら歩く方が安定するため、うつむきながら漫然と足を進めることになる。写真を見返していると石の写真ばかりで飽きてくる感覚が登っているときの感覚とリンクした。

頂上の祠についた。山登りをしている人にとっては達成感があるだろうが、私は祠の写真を撮ろうという思いと、これ以上登らなくていいという安心感が大半である。達成感がある方が生きてて楽しいとは思う。

写真はトンボが大量に写っていてそこまで綺麗でもなかった。被写体をトンボにして撮ればいいのだが、動体を綺麗に撮る技術はない。ちなみにトンボは夏場は気温の低いところに行くため、山頂の涼しい場所に大量にいると思われる。

景色はよかったが写真で見るとトンボが写ってそうでもない。写真のノイズのような映り込みが心を荒ませる。

帰りは立ち回り良く進む。比較的大きな石を足場にして滑らないように歩いて行った。

2022-06-21

公差の累積　完全互換　不完全互換

公差の累積という考えがある。

2つ寸法があって10±0.3と5±0.2の寸法があったら

・完全互換では

15±0.5となる

・不完全互換では

各標準偏差σの二乗和の平方根から計算できる

今回の場合

±0.3の標準偏差σは

3×σ=0.3となる。

よって累計すると15±0.36となる。

2022-06-18

AIの壁　レビュー

AIの壁は養老孟司著の対談形式の書籍である。

対談で触れられたAIの特性についてメリットデメリットに分けてまとめた。

①医療診察

メリット　　AIの方が診察精度は高い

デメリット　診察の導出過程がブラックボックス化し、分からなくなる

例として将棋のAIは最適行動の繰り返しで勝利するが、導出過程としては論理的でなくなる

②基準の統一化

メリット　　最大公約数の幸せを得られる

デメリット　少数派に適さない

学力高偏差値は少数派だが、基準に合わせてレベルを下げるのは如何なものかという意見がある

AIの基準、生活に合わせることは息苦しい、自動運転が一般化したら歩行者優先は無くなる

③功利主義と義務論どちらをAIに採用するか

功利主義/いわゆる合理主義、トロッコ問題でいう1人を殺して5人を助けること

義務論/いわゆる倫理、臓器問題でいう健常者1人殺して病人5人へ臓器移植して助けること

↑上記の内容がそのままメリットデメリットとなる

④経験主義

人間は遺伝子的に物事を分けることができると言われている。例えば犬と猫は子供でも見分けられる。AIはそういったことが無く膨大なデータより解析をするだけなので人の思いは介入しない。

メリット　　認識精度が高い

デメリット　異質である、ロボットより人に介護されたいという思いもこれに近い